ロコモティブシンドローム~その3

・症状の進行

①筋力が衰える

・筋力低下→疲労→倦怠感→体を動かさない習慣→筋力低下

・骨や関節の疾患→痛み・安静→動きたくない・動けない→体を動かさない習慣→筋力低下

このような負のスパイラルを繰り返して、体の色々な筋力が落ちたり、病気や事故で骨や関節に問題が生じたりします。

②バランスが取りづらくなる、関節に痛みが出る

筋力が低下することなどで、バランスが取りづらくなったり、関節などに痛みがでたりします。

また、運動不足が進行すると、関節を動かせる可動域が狭くなります。

③歩きづらくなる、歩く機会が減る

痛みへの恐怖、バランス能力の低下による不安感、関節の可動域が狭くなることによる、歩幅の縮小だどに伴って、歩くスピードが落ちたり、移動がしづらくなります。

従って、外出を避ける生活や社会活動の範囲が狭まる傾向があります。

④一人で歩けなくなる、寝たきりになる

屋内での移動も困難になると転倒によるケガ、骨折や病気に陥りやすくなります。

そのため、立ち上がりや歩行が一人では困難な状態、更にはベッド周辺でしか生活できない寝たきりの状態に繋がります。